オーディション写真 エッセイ

撮影前について

オーディション写真を撮影する前に、まず考えてほしい事があるのですが、それは同じ目的を持った膨大な数の人間の中で自分が選ばれる為にどれだけの要素を持っているかと言うことです。殆どの人は大したアピールポイントも無いまま、くじ引きにでも当たるようなニュアンスで希望が叶うのではないかと思っているように感じます。しかし、俳優にしても、タレントにしても、モデルにしても自分の全身を鏡に写したこともないようなレベルで瞬時に審査員の気持ちを掴むことは到底、不可能です。オーディション写真一枚でも日頃から何とか上手くポージングをとろうとする努力をしている人とは雲泥の差が付いてしまいます。撮影の際、まだスタートラインにも立っていないから素質を見抜くまでに至らない、とよく言うのですが、どんな人がライバルに存在して、どんな努力をしてどれ程の力を身につけているのかを知らなければ自分が今いる位置の認識ができません。それが出来なければ目標が定まらずゴールに向かって走り出すことすらできないのです。

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