オーディション写真 エッセイ

オーラについて

撮影の現場で、スタッフ間で「あの子、何かオーラがあるよね」的なことをしばしば発言することがあります。
別にこのようなシチュエーションに限らず、そこかしこでありふれた言葉として頻繁につかわれている、むしろ少し古臭くさえ感じる言葉だと思うのですが、これが結構的を得ていて、これだけで簡潔に伝達できてしまえたりします。
オーディション写真を撮りに来る人は、既に事務所に所属しているプロでもない限り、初めての人が殆どで、当然ポージングもぎこちなく、表情もこちらの相当テンションの高いリードにゆだねる部分が大きいのですが、そんな中で「おおっ!」と思う瞬間があり、どこにでもいる普通の女の子が、カメラの前で笑顔を作るとき、何か雰囲気が違うと言うか。一種独特と言うか。そこでオーラが・・・・となるわけで、不思議なことにこういう感覚は、人によって違うようなあいまいなものでは無く、その現場に居合わせている全員が同時に感じるものだったりするのです。すなわち、これがタレントとして一般大衆の気持ちを大きく動かすと言うことにつながるのかと思う瞬間でもあります。

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