ギャップがある

自分のことをどれほど正確に認識出来ているのだろうか?自身について考えるとき大抵の場合はこうしたいとか、こうありたいこうなりたいなどと主観的に捉えることの方が多いと思います。しかしながら、そう理想通りに物事は運ばないものだし、他者が自分の認識と同じように見てくれているとは限りません。と言うかそのギャップは甚だしいもの。何かをして自己を表現しそれを他者に少しでも伝えたいと思う“表現者”たろうとするならば、自己認識は最初歩段階として今ひとつのエッセンスは、他者から見た場合の自己の認識だと思います。少々堅苦しくなりましたが噛み砕いて言うと、他人の目から見たら自分はどう思われているかということです。見せたい自分と見られている自分とを比べたときに、それは一致することなどあり得ず大きな隔たりがあるということですね。撮影を生業としているとつくづくそのギャップに悩まされるものです。被写体となる方自身の主張と、撮影者としての客観的な視点とは全く異なります。どちらが正しいのかという論ではなく、そのギャップをどう詰めていくかを撮影時に論ずるべきですね。同じレシピでも素材が違えば味が変わるように、同じセッティングで撮るとしても被写体によって活かし方は百人百用。これからオーディションや面接など他者に自分をアピールしなければならない場面に向かうならば、こちらに向けられる視点をも意識することが大切です。

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