自撮り

ここ数年はスマートフォンやデジタルカメラのオシャレ使用などの登場により、一般にもカメラを持つ機会が増えていると思います。またフェイスブックやインスタグラムといったSNSに投稿する際に写真をアップするというのは、今や当たり前の行為となっています。その中で自撮りと言われる、いわゆる自分を自分で撮影するセルフポートレートが盛んに行われています。一部の年代では”盛る”と言われるような見た目よりもかわいく、あるいはかっこよく自撮りするというのが流行りであるようですね。
自撮りと切り離せないのが写真加工アプリでしょうか。スマホの内向きカメラ、もしくは自撮り棒なるアイテムを駆使して自分のお気に位入りの角度から自撮りする。その角度はだいたい上から自分を見下ろすようなアングルですね。そしてすぐさまアプリで写真を加工して投稿するというのが、なんとも手軽に出来てしまいます。
一昔前は写真というのはその改竄の難しさから、信憑性のあるメディアとしての地位を確立してきました。しかし近年では写真加工は当然のツールとして様々な分野で許容されているようです。さらには実際の自分の顔とは少々異なる趣が生まれても、それをなお良しとするのが若者の文化であるようです。プリクラから自撮りへの変遷や”盛る”文化、自撮りを通したコミュニケーションは、一つのカルチャーとして写真史の1ページとなるのではないでしょうか。
しかしここでプロのフォトスタジオとしてお伝えしたいことは、自撮りはあくまでプライベートにおけるカルチャーであり、履歴書や免許証、様々な資格やコンテストの応募用のプロフィール写真は、オフィシャルなものとして考えた方が良さそうだということです。他社が評価を下さなければならない場面では、盛られた写真ではなく実在に近いものでないと、正当な判断が出来ないからです。オーディション写真や、事業等に使用するプロフィール写真はフォトスタジオできちんとしたものを撮影された方がいいかと思いますよ。

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