セレクト

ここでいうセレクトとは選ぶという意味で使って行きます。当フォトスタジオではオーディション写真やプロフィール写真を撮影に来らる方が多いのですが、基本的には撮影後にお客様ご自身でお写真を選べるようにしております。もちろん選びきれなかったり迷うなどという場合もありますので、そういうときはフォトグラファーが多くのオーディション写真を撮影して来た経験からどのカットがその方にとってベストであるかアドバイスします。自身にとって大切な一枚ないし二枚をセレクトしなければならないのですから、可能な限りご自分で決定された方が自信にもつながり、タメになるのではないかと個人的には考えています。しかしながら普段写真に大きな関心もなく、それほどの関わりもない生活をしている方に、勝負の一枚を選べと言われても迷うのも当然であるとも思います。ましてセレクトをミスしてしまうと結果にも大きな影響を及ぼしかねないとなると、プロに一任するのも一つの選択肢です。セレクトする事の重要性を説くにあたり、そもそも写真とはオーディションであれ風景であれコマーシャルフォトもそう、選択の再終着点と言えるものである。まず被写体を選び、カメラを選び、レンズ、フィルム、撮影場所、シチュエーションんなど様々な構成要素それぞれの選択肢の中からセレクトを重ねて1枚の写真は完成します。実際は撮影後も印画紙を選びサイズを選び展示の仕方を選などなど、最後の最後までセレクトが続きます。多くの精査を経て完成した1枚は見る人の眼に触れて初めて価値を成しますが、被写体が良くても見せ方が悪いと価値は目減りしますし、プリントの質によっても評価は変わります。最高の1枚とはあらゆる選択肢がこれしかないという一本の道筋をたどるように、ピシッと一致したときにようやく生まれ得るものであると思うのです。フォトスタジオを利用する人なら、もちろん適当な写真でいいと考えて来られている訳ではないと思います。オーディションに受かりたい、新たな出会いにつなげたい、そのためにいい写真を使いたいときっと考えておられるでしょう。そういうお気持ちがあることを前提で、写真セレクトはプロに任せるとしても先述の話の通りその前にもすでにセレクト作業は進行しています。被写体となるあなたがまずどんな衣装を選びヘアスタイルはどうするかの続きに、どこでどのように撮影するのかなどの選択肢が現れてくるからです。今までで最高にいい笑顔が撮れたとします、しかし服装があなたの目指すオーディション向きでなかったらどうでしょう?つまり勝負に勝ち得る可能性のある写真とは、妥当なセレクト作業の積み重ねによって生まれるのです。もちろん迷ったら他者にアドバイスしてもらうのはいいことです、しかし安直な選択だけは絶対にしないことです。

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