オーディション写真の選び方

オーディション写真の選び方についてお話しします。以前にどこかで話したことがあって、今回のブログが重複していたなら申し訳ありません。しかしながら書いたかどうか思い出せないので、今回はオーディション写真の選び方について書いてみます。
一回のオーディションを受けるにも、撮影は一回であっても写真をたくさん撮りますね。撮影が終わっていざ選ぶ段になると、おおよその人がどの写真がいいか選びかねることと思います。写真はたくさんあるし、何より勝負をかける一枚になるのですから慎重にもなるでしょう。まず最もお勧めの方法はカメラマンに選んでもらうこと。やはり撮影した人間こそ何がしかあなたの魅力を感じて撮ったのだから、たくさんある中からどれがいいか決めることも出来るだろうと思うからです。
しかしながら他人に全てを任せられないという方もいらっしゃいますね。そういう方はスタジオのスタッフ、そして同伴の方がいらっしゃいましたらその方にも相談しながら選ぶといいでしょう。実際のオーディション写真選考にあたる方も全くの他人です。より多くの人の意見を反映した一枚の方が、万人受けというと言い過ぎではありますが、当たる可能性は上がるような気がしますから。とは言ってもやはり自分のことだし、自分自身できちんと選びたいという自立的な方もおいででしょう。
そんな方に気をつけていただきたいのは、最初から写真を凝視しないことです。全ての写真に目を通す前に一枚いちまい細部まで見ようとすると、普段その行為に慣れていない方は目と神経が疲れます。そして適切な選択能力が麻痺してくるのですね。結局どれがいいのかわからなくなって当てずっぽうに陥ってしまうことは、写真のセレクトにおいて一番避けなければならない行為だと私は考えます。ではどうすればいいか。最初から選ぼうとせずにまず写真全てに目を通すこと、見ていく中で何となく気に入ったものはストックすること、ストックし終えた後で細部を比較検討して選び抜くこと。以上のプロセスを試してみてください。
写真の持つ力は、視覚に認知された瞬間に最も発揮され得るのです。もちろん見入ることで発見される美しさもあります。しかしそれは見る目を持つ人間が見て初めて、世に現れる類の日です。オーディション写真の範疇ではありません。よってオーディション写真を選ぶ際には、ぱっと見たときの印象を優先して選んでみた方がよいと思っています。

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