オーディション写真の修整

オーディション写真を撮りに来られる方から修整はついていますかと、ときどき訊かれることがあります。ぼくはオーディション写真の修整は必要だと思っております。今回はオーディション写真の修整について少しお話しいたします。 撮影の段階で完璧なスタイル、表情で撮れたらいいのですが、緊張から実力が発揮出来なかったりそもそも撮影に不慣れな段階でのオーディション写真であったりと、なかなか完璧な一枚と言うのは撮れないのです。そういう状況をフォローする意味でも、多少は写真の修整を施した方がいいと考えています。 オーディション写真の修整では身体を少し細く見せたり、笑って細くなった眼を少し大きく見せたりと、ちょっとした工夫で撮った写真のパワーを底上げすることが出来ます。ここでご留意頂きたいのは、オーディション写真の修整は何でも出来るわけではありません。例えばポーズや表情を変えたり、髪型や顔立ちを変えるなどは無理な相談です。 修整とは写真を一から作ったり別人に変えてしまうことではなく、撮影したオーディション写真の仕上がりをよりよくする作業です。80~90%以上の実力を写した写真であれば、修整によるフォローを加えることで100%に近づけることは出来るかも知れません。しかしポーズが全然上手くいかなかったり表情が全く作れなかったりと、50%くらいしか表現出来なかった写真において、いくら修整をしたところで失敗は失敗のままのもはや手遅れです。 昨今のアプリやプリクラなどで勘違いしてしまう方が多いようですが、実際の修整概念とは以上のようなものであると思うのです。修整があるから写真は何とでもなると楽観してオーディション写真撮影をするよりは、撮影時にいかに自身を表現したいように写してもらえるかに苦心する方が宜しかろうとご提案させて頂き、この項を締めくくります。

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