手の使い方

 オーディション写真の撮影においても難しく感じられるのが、全くポーズだと思います。オーディション写真の撮影時に改めて見直して頂きたいのが、手の使い方です。まっすぐ立つことと表情を見せることはもちろん、指先まで演技してようやく完璧なポージングと言えます。普段のポージング練習でも手の使い方まで研究することは少ないのではないでしょうか?しかし撮影していてしばしば感じるのは、男性でも女性でも手の使い方や指先のニュアンスがイマイチだなということです。
 例えば男性の場合のポケットに入れる指ですが、それを親指をひっかけるだけにするのか、逆に親指だけ出る入れ方なのかでスタイルの見え方は全く違った印象を与えます。女性であれば指先はしなやかさや柔らかさを意識してみると、途端に女性らしさが増します。指をぴったりと揃えるのか、それともふわっと開くのかなど指先まで意識を通す。手の使い方とはそういうことです。手の使い方を何も考えないと無防備に見えすぎます。また緊張のあまり強く握ることもありますが、手に込もった力が腕を伝って肩まで上がってきて全体的に力んだポーズになってしまうこともあります。
 オーディション撮影に限らずモデルを撮影する際にも、手の使い方はもちろん指先の動きには注意を払うものです。手には個性が現れます。性別、年齢、職業など手にも表情があります。顔の表情で相手に気持ちを示すように、手の見せ方でさらにニュアンスを加えることが出来るでしょう。

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