カラーマネージメント・ベーシック スタンス

フォトスタジオに於ける従来のアナログワークフロー(フイルムを使って写真撮影を行っていた時代)では、映像と言う媒体の組織を様々な要因の集合体として整理し、それらを自らのボキャブラリーの如く表現し、その構成にオリジナリティーをフューチャーさせることによって創作業としての異名を保持していた。そして、それらの殆どは化学的な裏づけのもと遂行されるものではなく、フォトスタジオワークフローという経験の中から得られる情報をもとに作り上げられた。言わばデッチアゲの総称物であり、それに対する評価は、商品としての価値付けを行うユーザーに全て依存していたと言っても過言ではないだろう。しかし、写真というビジュアルエクスプレッションに限らず、すべての表現に於いて言えることであるが、自身の感じたものを冷静に分析し、その再現の手段を考え表現する事が創作に於ける活動の全てと言え、そこには化学的な知識をもって対処しなければ成立しないファクターが必ず存在するはずである。過去の歴史を紐解くと、科学と芸術とのコラボレーションの成功率は非常に低いらしく、その名残が現在においても拭い切れていないような感が拭えないのが現状だ。IC技術の目覚しい発展によってテクノロジーがあらゆる産業を支配し、コンピュータが人間の能力に対して管理側に回るという新しい時代を迎えた現在の社会情勢。画像製作を業務とする写真工房に於いてもその活用法を問われている昨今と言えるのではないか。このコーナーでは【カラーマネージメント・フォトスタジオのベーシック スタンス】と名を打ち、あらゆる視覚的要素を出来うる限りデジタル化し、体系的に整理することによって曖昧な部分を切り捨て、現在の理想的なビジュアル創作に於けるプロセスツールとしての一助となるよう書き下ろしたものである。以下、順を追って解読いただきたい。尚、日進月歩で発展する技術開発により、単一ファクターが複合的な要素となり、それに伴って新概念が日々生まれている。その中での新しい情報はサイトの更新と共に追加し、改めるべき内容が生じた場合は随時訂正を加え、ページを展開していく予定である。


質疑応答コーナー ・・・ 安価なプリンターで色校は可能?  カラーマネージメントとは?


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