フォトスタジオのカラー・マネージメント質疑応答

フォトスタジオ、特にコマーシャルを前提とする撮影所は広告産業に属するものであり、印刷、製版、代理店、ホームページ製作、ウェブや印刷に関するデザイ事務所などは全てこのカテゴリーに含まれると言える。これらの殆どは、一般閲覧者に向けて視覚的な意味から表現をなす集団であり、色に関する管理体制を抜きに考えることは出来ない。しかし、一昔前まではこの体制を充実させるには多額なコストを要し、費用に対する効果を考える場合、躊躇する業者が多く、広く普及するに至らなかった。しかし、アップル社のマッキントッシュ・コンピュータが、パーソナルなPCとして市民権を得ることとなり、1990年代前半頃から緩やかではあるが、色管理に関するツールが製版業に使われ出し、1990年後半には印刷会社や広告写真を専門とするフォトスタジオなどで本格的なカラーマネージメントシステムの導入が開始される事となる。これはMAC PCと共に発展してきたAdobe社のApplication software が大きく進化した為であり、この社はPhotoshop」「Illustrator」等のグラフィック ソフトがバージョンアップを繰り返し、高性能な物として進歩を遂げると共に、色管理に於ける様々な概念を盛り込むに至る。そして測色に関する技術に定評のあるエックスライト社や、ハイファイ画面表示を目指し、研究を重ねてきたエイゾー社などのシステムと互いに互換性を持つことにより、アプリケーションのレベルで管理操作が可能になった為である。さらにデジタル写真機やインクジェットプリンターなどの他機器も技術革新の時代と共に安価で高性能の物が多数販売されるようになり、2000年を迎えた頃には所謂ビジュアル メディア コラボレーションでは、程度の差はあれ半数近くの業者はそれに対する認識を持つようになった。2009年現在ではほぼ主要なポジションにある製作現場では既に常識化しているが、未だ知識の浅い業者やアマチュアで画像製作に興味を持つ方の為にQ&Aの頁を設置する。


 

 

左記掲載機器はカラースペースに関する認識を大きく変えさせた精鋭機器と言える。左がエイゾー社のモニター。右はエックスライト社のアイワン測色計でモニター表示の状態と印刷後の状態をマッチングさせる等の機能を持つ。

 

安価なでプリンター色校は可能?  カラーマネージメントとは?

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