フォトスタジオ スティルライフ:ペンダントウォッチ

フォトスタジオと言われて一般的な方々がイメージするものは、ライティング機材や大型カメラなど、普段はあまり目にしないものが設置されていると言うことと、そう言った専門性の高い設備のなかでストロボが瞬間発光するなど、フォトスタジオが持つ特有の雰囲気ではないでしょうか。しかし、これらはそれぞれ、様々な撮影依頼に応じて、その都度必要となった機材が蓄積され、全体としての性能を優先したためになった結果であり、それは非常に即物性の高いスーペースと言えるのではないでしょうか。下記掲載の画像はそう言ったスタジオ内で撮影したもので、一見なんの変哲もないペンダントウォッチの撮影に見えるのですが、充実した設備無しに、この被写体をこの画像とすることはできないのです。フォトスタジオスペースと言うものは、非常に即物性の高い、即物派インテリアスペースと言えるのではないでしょうか。

透過性のあるカラープラスチックを主素材としたペンダントウォッチですが、この商品の見せ所となる部分にアルミの金属が使用されており、さらにロゴマークには、シルバーの反射性の高い塗料が塗布されているため、その質感表現に気を配りました。まず、透過性のあるカラープラスチックは、被写体を乳白アクリルの上にセットした後、アンダーライトを照射することによってそれを表現し、別途ロゴマークやアルミ部分に対して面光源を被写体後方より照射し、角度を調整しながらその写り込みが質感表現そのものとなるよう努めました。

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