フォトスタジオ スティルライフ:サングラス

静物体を撮影するにあたってまず実行する事は、その被写体独自が持つ、固有の特性を発見すると言う事です。、それが出来た段階で、フォトスタジオとしての作業の大半は完了したことになります。その後は、その被写体の持つ固有の形状や質感、ひいてはそこから放たれる輝きと言うものを的確に表現するに当たって、どう言った方法が妥当であるかを考え遂行すれば良いのです。

上記に掲載しました画像は、某メガネメーカーよりカタログに使用するフォトパーツの依頼で撮影に挑んだものですが、サングラスを撮影する場合の最も重要なことは、そこに使われているサングラスのレンズの色とその濃度を表現することです。まずアイテムの設置は、眼鏡の撮影の定石とも言える乳白アクリル板の上に置き、その後アンダーライトを眼鏡下より面光源として照射、この光量と光色、さらには光質によってサングラスのレンズの色とその濃度が決定されます。そして、眼鏡全体のフォルムやフレームに使われている素材の質感などは、トップやサイドからの照射によって調整しました。このアイテムを構成するファクターを整理し,優先順位に忠実に従って作業を進めた結果が、,まとまりのある画像となって仕上がったと言えるのではないでしょうか。

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