フォトスタジオ スティルライフ:理美容ハサミ

フォトスタジオを運営していると、様々な被写体が持ち込まれ、それらをカメラマンとして撮影し表現する場合、被写体に存在する特性を項目別に分け、それらを整理するに当たって必要な要点を明確にし、その上でフォトスタジオとしての的確なライティング方法を決めていくのですが、基本はメイン光を的確な判断のもとに決定することで、そのメイン光を如何に演出するかがライティングのベーシックな考え方なのではないでしょうか。そしてその範囲は大変広く、点光源や面光源であったり、スポット光であったり、様々なのですが、撮影する被写体のキャラクターライゼーションが重要で、フォトグラファー自身の個性や主張によって広範囲な中から試行錯誤を繰り返し選択していきます。

上記に掲載されている画像は、シャープな輝きをたたえるハサミをいかに画像として表現するかが課題であり、撮影にあたっては、最暗である輝度値0から最明輝度値255の範囲のグラデーションを面光源の照射と、またそれを遮ることによってハサミの持つメタルの質感とフォルムを表現しました。こういったミラー状の素材を使った被写体を撮影する場合、写り込む面に対応する位置にユポを使ったディフューザーを使い、更にそれを面光源として完成させるのですが、その後にそれをどう遮るかが主な作業となってきます。この作業でこのアイテムの特性である輝きと美しいフォルム、さらにはそれらによって表現される性能の良さなど、大半の部分が画像の中で再現できます。その後に更なる輝きや全体を構成する部分的なディティール表現のために、アクセントライトなどを付け加え、全体としてのバランスを整えていきます。

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