安価なプリンターで色校は可能?

現在、一般普及型のコンシューマープリンター(多色刷りのコンパクト印刷機でブラック、イエロー、ダークやライトのマゼンタやシアン等のインクを使う印刷機器。エプソンやキャノン等から写真用出力機として手頃な価格で販売。)のインクジェットプリンターは非常に優れており、雑誌やパンフレット刷りに使用される方式であるオフセット印刷では再現出来ない領域をカバー出来るスペックを有している。オフセット印刷とは、ドットと言われるインクの粒子を集合させて表現する方式であり、インクは基本的に原液(薄めない状態)を使用する。このインク粒子の集合面積とその隣接間に生まれる紙白の面積の総和を比率で表し、色濃度としてグラデーション表現に当てるものである。この印刷方式による欠点は、発色の点に於いてコストの関係からある程度のレベルから脱皮出来ない事にある。しかし、インクジェット方式はインクを薄めて階調の表現をすることを前提として設計されている為、この意味に於いては1億円を上回る高価なオフセット印刷機よりも精度は高く、充分な色校正の際の対象機器と言えるだろう。但し、これを操るカラープマネージメントと言う機器相互のキャラクターライゼイションを行う、プロファイルに対する概念に対して熟知していることが必要であり、このコーナー「フォトスタジオのカラー・マネージメント・ベーシックスタンス」ではこの点について詳しく述べる予定である。



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