自動露出目安

フォトスタジオでの撮影の殆どは、スタッフが体感的に身に着けた独自のノウハウを使ってワークフローを展開するため、露出をカメラ任せにする自動露出を使うことは殆どありませんが、野外の撮影などでは自動露出についての基本的な知識を持った上で使用するのであれば、結構、重宝することもあります。光の状況やフレーミングにもよるのですが、例えば雪平原の中で、白を基調とした衣服を身にまとい、戯れる姿を納めようとした場合や、白い教会を背景に、白いウエディングドレスを着た女性のポートレート撮影等は、必ず失敗するでしょう。逆に、トレンディーなグレー色の打ちっぱなしの壁面に、ダークなグレー色のドレスを着た女性がその壁に寄りかかる姿等は、非常に成功率の高い撮影の局面と言えます。これは、ファインダー内に有る輝度情報の平均値が、中間的なグレー(18パーセントグレーの概念)であった場合、成功率が高いという法則に基づくもので、殆どのカメラは、この概念をもとにアルゴリズムを組み、自動的に露出を決定しているのです。

 

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